2008年03月19日

無料ギャラリーのススメ

ここ数日で2つの無料ギャラリーに行ってきました。どちらもオフィスに近く、ふらりと立ち寄れるので大変便利です。

一つは3月1日にできたばかりのギャラリーH2Oです。京都市内ど真ん中の住宅街にそれこそ一つの民家として存在します。細い路地の奥に存在します。偶然通りすがりに発見しました。
ギャラリーを作りたかったという手作り感の愛情満点で、待ち構えていたご婦人がギャラリーだけでなく、周辺や庭も案内してくださいます。展示ももちろんですが、まずは新しい雰囲気を楽しみに行くのもありです。

もう一つはお馴染み京都芸術センターです。
ヨハネス・レンハルトというドイツ人アーティストの個展があったのですが、非常に日本を感じました。日本というものを意識して作られたのだとは思いますが、巨大な立体作品も和紙の質感があり、骨組みやその構造はちょうちんのようでもあり、極めて日本と親和性があります。また、その製作過程やイメージ画の中にはレンハルト氏の文字かはわかりませんが、日本語も飛び交っていました。

これ以外にも実は街中に小さなギャラリーは存在します。ふらりと立ち寄れるそういう空間がそこに存在し、思いもよらない出会いに出くわすことはこの上ない贅沢です。

■展示概要
GALERIE H2O(ギャラリー・エイチツーオー)
「創造する手」
2008年3月1日(土)〜30日(日)

京都芸術センター ギャラリー北・南
「CONCHA」Johannes Lenhart(ヨハネス・レンハルト展)
2008年3月8日(土)〜26日(水)
posted by 奥田圭太 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

JOE Company Another Play 4「DRIFT13」

劇団初見、予備知識なし、当日ぶらりと立ち寄り鑑賞。

携帯電話で話す相手とは24時間のズレがある。そのズレを解消しようとするときに運命が加速的に転がり始める。そういうお話なのですが、24時間のズレを解消するのは極めて簡単です。ただ、24時間後にそこにいけば相手はいるのですから。ですが、この作品はそこが極めて面白くできています。つまり、できるのにできない事情が複雑に絡まりあっているのです。

そのおかげでシンプルな何もない舞台で13人の人間関係が絡まりあい、伏線たっぷりの謎解きサスペンスが繰り広げられます。スピード感もあってテンション高く引っ張ってくれます。演技力のばらつきも小さいので誰が出てきてもそのテンションが維持されていて良質です。

よく見るとテレビなどで拝見したことのある役者さんも多く、小品ながら丁寧に作りこまれた良質なお芝居でした。

■公演概要
JOE Company Another Play 4「DRIFT13」
作・演出・出演/小野寺丈
出演/津川友美 橘ゆかり 清水拓蔵 横山一敏 幸野友之 藤原忠生
   大場達也 成瀬優和 倉方規安 CHIKA 間瀬凛 園田真子
会場/アートコンプレックス1928
日時/2008年3月16日(日)15:00開演
料金/3,500円
posted by 奥田圭太 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

「ノーカントリー」

最初から最後まで緊張感が途切れることなくハラハラドキドキの2時間。極めて単純なクライムサスペンスとして一級品であり、背後に流れるどろりと滴る血のような現代社会が見え隠れして切ないような恐ろしいようなスッキリしない作品。

コーエン兄弟の作品は作品ごとには違うのですが、各々の作品で心拍数をコントロールするような映像のつなぎ方を感じます。映像のセレクトもそうなのですが、それよりも映像のつなぐテンポや音のリズム感です。その身体にじわじわしみこんでくるテンポがいつの間にか観客のテンポになり、最後まで引き込まれてしまいます。

この作品は、クライムサスペンスとしては、プロフェッショナルの行き詰まる攻防戦です。逃げるもモスも危機回避力は一級品ですし、追うシガーの自分のルールに従い追い詰めていく力も一級品です。二人の攻防戦だけで息を飲み、どこから何が飛び出すかわからない二人のすごさにハラハラドキドキし続けることになります。

背景には古き保安官がいて、ベトナム戦争の傷跡や銃社会や変わり逝く田舎などの現代の象徴が描かれます。そこには「生き難い」現代社会が浮き彫りにされています。それはアメリカだけでなく、日本にも通じることでしょう。古きポリシーを持った変われない保安官はもちろん、殺人鬼のシガーも自分なりのルールを作って生きていくことでしか耐えられない現代社会、そのどろっとした感じがハラハラドキドキのあとに忘れられない絡まり方として横たわり続けます。

■作品概要
題名/「ノーカントリー(原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN)」
2007年/アメリカ/パラマウント、ショウゲート
脚本・監督/ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
原作/コーマック・マッカーシー
出演/トミー・リー・ジョーンズ ハビエル・バルデム ジョシュ・ブローリン ケリー・マクドナルド
会場/TOHOシネマズ二条
メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわしたルウェリン・モスは、大量のヘロインと現金200万ドルが残されているのを見つける。危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは非情の殺し屋アントン・シガー。そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを救うべく老保安官エド・トム・ベルが追跡を始めるのだった。
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2008年03月07日

兎町十三番地「メリーゴーランドフーガ」

劇団初見、予備知識なし。驚いてしまうくらいとても青いアオイお話を見てきました。内容の根幹はまるで高校生演劇のようなもので、言葉のセレクトも青く、使い古されたもので新鮮さはありません。それでも嫌いな青さではなく、素敵な可能性を感じる劇団でした。数年後にもう一度観に行きたいと思います。

さて、アンケートが非常に細かかったので、ここでもそれに呼応して細かく残しておこうと思います。この評価が数年後にどう変わっているか、楽しみです。

特筆すべきものはダンスと音楽と衣装。どれもかなりレベルが高くワクワクさせられます。そのためダンスシーンが多すぎたきらいはあります。照明は贅沢に使われています。やや単調なので、贅沢なだけでなく個性が出てくると面白くなると思います。

演技でいれば、歌は主要女性二人を除いてレベルにばらつきがあり、非常にもったいない。気になった俳優さんが別の劇団の方だったのは残念ですが、全体的に若くて一生懸命なので伸びを期待してしまいます。

演出はいまいちです。脚本自体が2時間に値するものではなく無理に膨らましている感じがするので、ダンスに頼る形になり、非常に間延びした感じでメリハリなく単調です。逆にきちんと主題が描けている場面はしっかりと舞台になっています。舞台上にはほとんどモノがないのもダンスのためのようになってしまっていて、道具の使い方や場面転換の工夫もないのでもったいない。何もないところに本筋で何かが浮かぶようになればいいのですが。これらは脚本力がついてくるにつれて解消されてくると期待しておきましょう。

■公演概要
兎町十三番地「メリーゴーランドフーガ」
作・演出/中川昌紀
出演/広川文 新良エツ子 藤本有加 谷口ゆうな 宿南麻衣 吉田憲章 福地教光
会場/AI・HALL
日時/2008年3月7日(金)19:00開演
料金/3,500円

【注目】追記:劇団への提案
posted by 奥田圭太 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月02日

「ドイツ・ポスター1890-1933 MODERNE DEUTSCHE PLAKATE」

約170点の作品群。ポスターというくくりよりは、何か伝えるために四角の中で表現するという方が適しているように思います。紙媒体がスタートのようでそれは看板や様々な表現場所へ転化することができるものです。

感想としてはドイツ語であることがこの展覧会をより楽しいものにしてくれました。素直に四角の中の表現と対峙できるからです。英語であればその表現の答えがある程度推察できるのですが、ドイツ語では全くわからないので、表現だけが頼りになるからです。ポスターを見てあれやこれやとテーマを想像し、それを入場時に受け取った解説と照らし合わせる。思ったとおりであったり、意外なものであったり、作者とコミュニケーションができるような喜びがそこにありました。

全体の感想としては、時代の変遷とポスター表現の変遷がとてもわかりやすいものなので、大変勉強になります。表現がどのように成長を遂げていくのか、それはポスターの社会的位置づけや歴史背景により浮き上がってくるのです。それこそ全く同じものを扱っても、全く違う表現になるのです。そこが勉強にもなり、楽しくもあります。

一つ一つの作品としては、初期の「赤いブルドッグ」の可愛らしくも恐ろしいインパクトの強さで忘れられません。

それにしてもドイツと日本には親和性を感じて仕方がない。その謎は謎のままなのですが。

■展覧会概要
「ドイツ・ポスター1890-1933 MODERNE DEUTSCHE PLAKATE」
主催/京都国立近代美術館 読売新聞大阪本社 読売テレビ
会場/京都国立近代美術館
日時/2008年2月26日〜2008年3月30日
19世紀から20世紀への転換期にドイツで刊行された美術雑誌『パン(PAN)』や『ユーゲント(Jugend)』、1919年から1933年にかけて美術と建築に関する総合的な教育を行ったバウハウスのグラフィック・デザインは、すでに第二次世界大戦前から日本ではよく知られていました。しかし、その両時代をつなげ、当時のドイツにおけるグラフィックの動向を紹介したような展覧会はこれまで開催されてきませんでした。本展は、美術図書館(ベルリン)、ディ・ノイエ・ザンムルンク(ミュンヘン)など、国内外から集められたポスター、雑誌、関連資料など約170点によって、1890年から1933年にかけてのドイツにおけるポスターの魅力と先進性を多角的に検証しようとするものです。
ドイツの近代ポスターは、広告宣伝のための画とテキストが融合した新しい視覚媒体として、商業主義と結びつき、急速に大衆に裾野を広げる一方で、単なる広告手段としてだけではなく、新たな芸術としても大衆に受け入れられていきました。そして、その後の世界戦争、敗戦、ワイマール共和国、そしてナチスの台頭へと至る激動の時代と共に多様化しながら、第二次世界大戦前に、バウハウスや新たな時代のデザイナーたちによって、新たな造形言語を獲得していきます。さらに、本展では、有名な「カルピス」の国際懸賞広告や杉浦非水を中心とした「七人社」の活動など、ドイツから影響を受けた日本の同時代の作品・資料も紹介し、ドイツの近代ポスターの全貌に迫ります。(京都国立近代美術館プレスリリースより)
posted by 奥田圭太 at 21:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月29日

「It is written there」

素晴らしい出会いに興奮。久々に大きな発見をした気分です。

簡単にまず構成を説明します。入場時に100ページある大きな冊子が全員に渡され、それを舞台上からの指示に従って1枚ずつめくりながら舞台上を見るというものです。冊子には文字が散りばめられていて、それに連動するように舞台上では主に身体表現が繰り広げられます。ダンスであったり、形態模写であったり、時に照明であり、音であり・・・。舞台上にものはなく、ただそれだけの構成です。

ただそれだけです。それなのにとてつもない新鮮な驚嘆に遭遇できます。

冊子をめくるというその単純な行為には大きな意味があります。ひとつは観客全員が一緒の行動を同時にするということです。その瞬間の観客の一体感と一緒に舞台を作っている参加意識という大きな大きな共有意識を生み出すのです。もうひとつは、冊子をめくる間です。次のページは確かにあるのですが、見ることができません。次に何が出てくるのかという期待と不安と、そして次を見るまでのなんとも言えない間が生み出すドキドキ感を生み出すのです。

さらにその冊子には文字しかありません。その言葉から観客はそれぞれ様々なものを想像します。実際に舞台ではその言葉から生み出されたものが表現されています。冊子を介して観客と舞台上の表現者が時に一体化し、時に騙しあい、勝負をするようなものです。あるときは観客が文字に触れるのが先で文字から次に表現者がどう動くか想像し、あるときは表現者が先に動くのが先でその動きから次に書かれている文字を想像する、予測不能のドキドキ感です。

100ページのコミュニケーションがそこに存在します。思わず手に汗握って見入ってしまいます。どこから何がやってくるのかドキドキし、神経が研ぎ澄まされます。

ストーリーはあるのかないのか、全体を通せば極めて感覚的なものでそこに理を求めてしまうのは観る側のわがままなのかもしれません。そこには確かに作り手の体験が存在し、時代と空気が存在しています。しかし、それ以上に今この瞬間に起こるコミュニケーションを自分のストーリーにしてしまうそれ以上にわがままな喜びにもう少し浸っていたいと思います。

■公演概要
京都芸術センター演劇製作事業「演劇計画2007」
『It is written there』
構成・振付・演出/山下残
出演/荒木瑞穂、今貂子 西嶋明子 福留麻里 森下真樹
会場/京都芸術センター講堂
日時/2008年2月29日(金)19:30開演
料金/2,500円
posted by 奥田圭太 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」

内容はありません。ストーリーに関して予想が大きく外れた映画の一つ。主役はダスティン・ホフマンだと思います。

まずは勘違い(予想はずれ)を説明しておきます。この映画はナタリー・ポートマン演じる主人公が魔法を信じていなかった中で強引にお店を継ぐこととなってしまい、悪戦苦闘する中で「魔法」とは何か(見る力・信じる力)を見つけ出すものだと思っていました。ところが実際にはスタートから主人公は魔法を信じていて、お店を継ぐこちになるのも最後の最後。さあこれから思っていたとこだっていうところで終わってしまいました。そういう意味では内容はほとんどなく、わくわくドキドキするストーリー回しではありません。

とはいえ、映像と音は単純にカラフルで楽しく、ダスティン・ホフマン演じるマゴリアムおじさんはほのぼの温かな気持ちにさせてくれます。世の中にはたくさんの音が溢れている。それは実際に聞こえるものも、自分にだけ聴こえるものもあるのかもしれません。それをNOISEと思うのかMUSICと思うのか、それは自分次第なのでしょう。そんなことをふと思う、絵本のような映像と音でした。


■作品概要
題名/「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(原題:Mr.Magorium's Wonder Emporium)」
2007年/アメリカ/角川映画
監督/ザック・ヘルム
出演/ダスティン・ホフマン ナタリー・ポートマン ジェイソン・ベイトマン
   ザック・ミルズ テッド・ラドジグ
会場/TOHOシネマズ二条
都会の一角にある、マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋。おもちゃたちが魔法で動き回り、子どもたちに大人気だ。しかしマゴリアムおじさんは引退を宣言。支配人のモリーに店を継いでほしいと言い出し、資産価値の計算のために経理士のヘンリーを雇う。自信のないモリーは必死におじさんを引き止めるが、聞き入れてもらえない。そんな中、オーナー変更や魔法を信じないヘンリーに、おもちゃたちが怒り出し…。
posted by 奥田圭太 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

量から質を求めるという方法

ただの呟き。観劇の方針転換。

ここ数年は平均単価の高いものを中心に観劇してきました。それはある程度時間が読めない(平日と休日という明確な区別がない)仕事になってしまってそもそも舞台を観に行くという回数が制限されたため、どうしても「はずしたくない」という消極的理由が勝っていたからです。冒険的なこと・衝動的なことは抑えられ、無難なものを選択していました。結果として、実績のあるものにすがることとなり、平均単価が上ることになっていたのです。

確かにはずれの率は低かったと思います。かといってまとまりすぎていて衝撃が少なかったのも事実です。何かが足りないという欲求がじわじわと膨れ上がってきました。

今年は予備知識なしのもの、衝動的なものを増やしたいと思っています。足りない何かが見つかるまで「数打ちゃ当たる」で走りたいと思います。量が質を産むということもあるはずです。そのために意図的に時間を作るように仕掛けていくつもりです。消極的理由ではなく、積極的理由でその何かを掴み取ろうと思っているのです。

学生劇団や見たことのない若手小劇場、なんとなく気になるプロデュース公演、企画公演、今までスルーしてきた分野、いろいろなものに手を出していきます。手当たり次第です。これでチラシを見るのも楽しくなることでしょう。

そんなわけで、一緒に行ってくれる人募集中(笑)映画は一人で行くことが多いのですが、観劇は必ず誰かと行っているのです。観劇も一人で行ってみるのも手でしょうか・・・。
posted by 奥田圭太 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

MONO第35回公演「なるべく派手な服を着る」

地味、だけど、いつも通りMONOを感じる作品。今回は客演陣もMONOとして、全ての登場人物が平等に個性をはっきりと持っていました。セットも継ぎ接ぎの関係を表すかのように、入り組んでしっかりと組まれていたのが印象的。

土田戯曲といえば、コミュニティの変化の中で起きる人物と関係性の変化を笑いと恐怖の中間で描く機微が面白い、と私は勝手に思っています。今回はそこに「血縁」というどうしようもない関係性が加えられていることに土田さんのチャレンジと新鮮さを感じました。

とはいえ、結局のところは、前半は出来上がったコミュニティの中で笑いを中心に描かれ、中盤の(今回はやや強引ではあったものの)大きなどんでん返し的転機でコミュニティの関係性が崩壊・再構築されていくいつものMONOです。

客演陣を迎えたことにより登場人物が増えていつも以上にキャラクターがデフォルメされていて楽しめました。久々の女性登場も幅を感じさせました。その分笑えるのかと思えば、どちらかというと間が丁寧に演出されていたためか、上記の「血縁」というどうしようもないもののためか、むしろ窮屈さと切なさ、ほろ苦さが残りました。

わかってはいても、最後まで蚊帳の外だった五男に集約されていくラストは一つのカラルシスかもしれません。兄弟という血縁、そして同じ時間を過ごしたという「兄弟」と呼ばれる関係、それをただ見つめてきたいつもそこにあった温かい目。

■公演概要
MONO第35回公演「なるべく派手な服を着る」
作・演出/土田英生
出演/水沼健 奥村泰彦 尾方宣久 金替康博 土田英生
    亀井妙子 本多力 松田暢子 山本麻貴
会場/HEP HALL
日時/2008年2月24日(日)15:00開演
料金/3,500円
posted by 奥田圭太 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日

「京都学生アートオークション」参加

知人のご紹介で「京都学生アートオークション」に参加してきました。

企画内容はシンプルで芸大などに通う現役学生の作品が出品され、それを会場に来た人(事前入札者含む)が現地オークションで競って落札する、というものです。企画の趣旨は、現役学生に社会・マーケットとの接点を持つことでキャリア教育を施そうというものです。出品者(学生)が1分間プレゼンし、5000円から入札が開始される、落札額の半分が学生に渡る、というチャリティーであり教育でありという企画です。

まず参加者(入札者)がオークション形式になれるために各大学から協賛された品(比較的手を出しやすいもの)に入札していきます。本格的で札を上げるのですが、なかなかドキドキして楽しいものです。

ちょっと手に汗を握る感覚に慣れてきたところで全31作品が順にオークションにかけられました。残念ながら別件で最後まで参加できず、更に残念なことに2つほど入札したのですが競り負けて手に入れることはできませんでした。

ヤフーオークションなどのネットオークションが身近になった昨今ですが、競っている人の顔が見える現地オークションはこれまた別の興奮があります。出品者の顔が見えるのも新鮮で面白かったです。

■企画概要
京都学生アートオークション(第2回)
主催/財団法人大学コンソーシアム京都
企画運営/京都学生アートオークションワーキンググループ
開催場所/キャンパスプラザ京都
日時/2008年2月12日〜16日 プレビュー
   2008年2月17日(日)15:00〜 オークション
京都学生オークションは、京都の芸術系大学に通う学生が「作家」になるためのキャリア教育を目的として開催するものです。
posted by 奥田圭太 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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