2006年01月18日

井の中の蛙

前述「last新年会」で友人1のことを思い出しました。
これは就職活動以前のことですが、私にとってはとても大切なターニングポイントになった貴重な体験なので残しておこうと思います。

あれは高校3年生のときでした。
学校帰りの私は最寄り駅でバスを待っていました。普段は自転車なのですが偶然バスでした。行きしが雨だったのかな。ともかくめったに乗らないバスでした。そして、来たバスに乗り込んだ私は偶然友人1に出くわします。彼はいつもそのバスで家に帰っていたのです。
小学校卒業以来だったように思います。
バスでは当然小学校時代の思い出話と「大学受験」と思いきや

「僕、パン屋になるねん」

この言葉に私がいかにショックを受けたかわかりますか??

私は、高校を卒業したら大学に行くものだと思っていました。私の高校は全員が大学受験をするものでした。完全な思い込みです。お恥ずかしい限りです。視野が狭すぎです。しかし、当時の私は当然だと思っていたのです。そこにこの言葉です。本当に何かが崩れ落ちる音が聞こえました。

当然だと思っていたことは往々にして「自分にとっての当然」にすぎません。学校・仕事・会社でもそうでしょう。自分たちの常識は・・・。調子のいいときにこそ気づかないものなのです。

それから8年後、私は偶然友人1に会います。
あるレストランで取引先の専務と昼食をとっていたときに彼が声をかけてきてくれたのです。

頭にはコック帽。
「パン屋になるんじゃなかったの??」

「うん、だからここ、パン屋」

そうです。彼は自分の夢をきちんと目標として叶え、焼きたてのパンを提供するレストランの副店長になっていたのです。

posted by 奥田圭太 at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

就職活動7〜情報交換編〜

就職活動中の方のブログ友達と就職活動具合を情報共有して,今後の活動なんかについて意見を交わしました。」を読んで、自分のときのことを思い出しました。

就職活動では情報交換はかなり大切です。
それは就職の最新情報が手に入るから。
ではないです。
「ここぞとばかりに価値観が広がるから」です。

就職活動を通じて皆さんかなりの経験を積まれます。その中で自分なりの価値観(就職観・金銭観・将来感)の輪郭が見えてきます。そして、それはまた驚くほど人によって違います。そして、他の人のそれを聞くことで、自分の考えが更にはっきりと見えてきたり、あるいは、そこで気づいて自分の考えを修正できたりします。

ディスカッションの効用は
(1)他人に自分の意見を説明することで自分の考えがまとまる
(2)他人になんとか伝えようとすることで伝え方がうまくなる
(3)他人の意見を聞くことで差異が明確になり、自分の考えがはっきりする
(4)他人の意見を聞くことで幅が広がり、自分の考えが修正できる
です。


そして、更にお勧めなのが、できるだけ違う道を歩んできた人と話をしてください。どうしても同じ大学や同じ学部や同じようなところを目指している人は価値観が似てきます。それよりも自分が今まで触れてこなかった人と是非めぐり合って、情報交換してください。自分のことを伝えてみてください。相手に関心を持ってみてください。

私は、これは偶然の産物ですが、地元の力もあり、1週間に1度ほど就職活動情報交換会をしていました。メンバーは院生2人、1浪経験私、2浪経験友人、現役1人。それぞれ大学のレベルも違えば受けている職種から何からバラバラでした。選考のスピードもバラバラ。それでも毎回驚くほどの刺激がありました。価値観が違うのはもちろんですが、その変遷です。たった1週間でも、誰も目にも明らかなほど考えが成長していたのです。みんながみんな、みんなのことを「すごい成長したなこいつ」と思えたのです。それだけ伸びる時期なのです。そしてお互いに成長し合えるときなのです。

何度も書いていることですが、是非、いろいろな人とめぐり合って、いろいろな話をしてください。可能性は無限大です。

※そんなわけで、京都中心にはなりますが、そういった意識のある学生さんたち(業種・企業名・大学名・学部・団体にとらわれず幅を広げたい人)が情報交換できるフリースペースを設けることを固く決意しました。勉強会とか企画していくつもりです。現在、賛同・参加していただける企業さん・社会人さん・学生さんを募集中。ご興味のある方はコメントかメールくださいませ。
posted by 奥田圭太 at 21:47| Comment(2) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月05日

多様な働き方

「小笠原、ロンドンに到着」という記事がありました。
サッカーの小笠原選手が入団テストの意味合いも兼ねてイングランドプレミアリーグの練習に参加するというものです。お互いの反応と感触を確かめて、移籍入団の可能性を探るというものです。一般企業でいう「紹介予定派遣」に近いものでしょうか。

そんなわけで、今年のテーマを「学生」と掲げる私は少し調べてみました。参考にさせていただいたブログのオーナーの方ありがとうございました。いろいろなブログの中から厳選したつもりです。

現在就職活動をされている大学生は3年生と4年生でしょうか。ある学生のアンケートでは1年生からすでに就職を意識した活動をしている学生がいるとも聞きました。学生の多くの方は「りくなび」に登録し「みんなの就活日記」で情報収集しているといったところでしょう。そして、ほとんどの方が「正社員」を目指します。

ところが、世の中にはそれ以外のキャリアステップもございます。

(1)正社員
一般的に一番安定していると言われ、福利厚生の観点からも一番有利と言われる。ただし、入ってから後悔しても動きにくい、会社都合の異動も多いという難点はあり、近年の離職率の高さ最大の要因であるミスマッチの問題は残り続けている。
(2)紹介予定派遣
6ヶ月以内の派遣就業を通じていわゆるお見合いをする。派遣期間終了後に企業側・派遣社員側の双方に正社員就業への移行選択権がある。選択権が双方にあることから対等であるという考え方もあるが、正社員雇用を目指してこの形態に甘んじた派遣社員も多く、実際はテストされてる感じを受ける人も多い。ただし、上記ミスマッチ解消には有効的とは言える。
(3)派遣
派遣会社を通じて企業に就業。会社には縛られにくい。派遣期間中に集中した業務を行い、派遣期間終了後はそこで向上したスキルを用いて、更に高度な業務に就くことが可能。ある特定のテクニカルスキルを重んじる方には可能性の広がる働き方。安定性の観点から非常に不安視されがち。また実際にはスキルの身につきにくい企業側都合の派遣契約も多い。
(4)アルバイト
会社には縛られず、ある一定の範囲で自己都合が通じるケースが多い。責任についても制限がある。ただし、不安定な就業形態であることは間違いない。

以上のように「自分の考える働き方」によって可能性は広がります。

やりたいことが見つかっていない方が派遣やアルバイトを通じて様々な業種を経験し、やりたいことを見つけるのもありでしょう。派遣でスキルを磨いていき、その道のプロになるのもひとつでしょう。正社員雇用する派遣会社もあります。会社との相性を重要視する人は紹介予定派遣という方法もあるでしょう。
ただし、日本の現状としては、大手企業が急に正社員雇用を増やそうとしている動きもありますが、上記形態が生まれてきたのも企業都合という側面は否めません。選ぶ側と選ばれる側というパワーバランスが安定していないのは間違いありません。

ただ、やっぱり選ぶのは自分です。
否定的に見てしまうのではなく、それぞれの形態も知っておいた上で「自分で選ぶ」ことだと思います。当たり前だと思われている就職活動方法で、当たり前だと思われている雇用形態で、当たり前だと思われて企業しか見ないのはもったいないと思います。

是非、いろいろなリスク・可能性を知ってください。

■参考にさせていただいたブログ
「突破塾生たくすけの合格日記」
手探りながら自分の意見を持ち続けようとされている学生さんです。
http://21877130.at.webry.info/200512/article_7.html
「役員秘書のお仕事」
自分の活動経験から最後に奥深いコメントが添えられています。
http://hishohiro.exblog.jp/1767163
「TORIの気まぐれ日記」
非常に鋭い観察眼で社会問題を解釈されています。
http://tori-s.at.webry.info/theme/c676891498.html
「AYU NAVI 2007」
仲間と協力しながら就職活動を楽しもうという姿勢が表れた学生さんです。
http://ayunavi2007.blog31.fc2.com/blog-entry-40.html
posted by 奥田圭太 at 00:02| Comment(2) | TrackBack(1) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

銀行のススメ

私の前職は銀行員です。
せっかくなので私が銀行で経験したことをお伝えして、銀行を志望されている方のご参考、または全く志望されていない方の心変わりになればと思います。(都市銀行で法人営業なので、また当時のキャリアステップなので、それ以外のことはあまり保証できません。)

銀行生活は本当に楽しかったです。

前述したようにTさんの影響だけだったのですが、そしてTさんと職場を共にすることはなかったのですが、「最高の選択をした」と今でも確信しております。それくらい社会人3年と3ヶ月は面白いことずくめでした。

なにがって
面白い人にいくらでも会えます。

入行(銀行では入社をこう言います)して6ヶ月は事務と接客の勉強期間でした。いわゆるリテールです。窓口に来られるお客様の対応全般を学びます。そしてその銀行独特の事務も学んでいきます。この期間で面白いことは二つ。
(1)接客:まあなんと幅広いお客様が来られること!
      リアルにお客様の感情と接することができます。
(2)事務:銀行は守りに長けています。
      その事務工程ができた背景(法律・過去事例)を
      知ると奥が本当に深いです。
     (ちなみに事務作業と思うと全然面白くないです。
      むしろ邪魔くささの塊です。)
その後、法人部署に移ります。まあ、いろいろ希望して入行される方はいますが、専門採用でもない限り、誰でもまずは法人営業部署を経験します。育成プログラムみたいなものでしょう。業務というよりも社会人を学ぶと言ったところでしょうか。
しかし、この「社会人を学ぶ」ということが本当にありがたいシステムです。内交・外交の両方を学ぶ機会を与えてくれる企業は少ないと思います。しかも、その期間をきちんと手厚く与えてくれる。そして、これがまたすごいことに、外交先が本当に勉強になる。

さて、改めて「面白い人」に戻りましょう。

法人営業とはなにか。
それは法人のお客様のところにいろいろ情報収集に行くことです。これが中小企業様が対象となるとどういうことが起こるか。おわかりになられた方も多いでしょう。そうです!

経営者と直接情報交換ができるのです。

これはすごいことです。経営者とは、自分で事業を立ち上げた方、または自分で現在事業をされている方です。ヒト・モノ・カネにある一定レベル以上通じていないとできません。それだけでなく相当の肝が据わってないとできません。創業者となれば想いも半端なものじゃありません。その方のノウハウの端っこかもしれませんが、直接触れられるのです。それも半端な数じゃありません。こんな経験できる企業が他にあるでしょうか。これがまたありがたいことに、銀行員という一定の社会的地位があればきちんと応対していただけるのです。

銀行はとてつもないチャンスを与えてくれます。

ただし、そのチャンスを生かせるかは自分次第です。
銀行業務を身につけることだけをしていてもいいでしょう。しかし、それ以上のものを手に入れたければ、自分さえ頑張ればそのチャンスはいくらでも転がっているのです。身につけたいものを教えてくれる方々が(特に外に)いくらでもいるのです。

銀行業務が面白いかどうかはわかりません。
私は面白くなかったです。
それでも銀行を経験することはとてつもなく有益です。
posted by 奥田圭太 at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

就職活動のススメ

土曜日に大学のゼミ総会に行ってきました。
OB、OG、現役生の集まりです。
思いの外、修士、院生が多く、更に現役生も院を目指す人が多かったのですが、なんとなく思いました。近くにいた現役生には伝えてみましたが。

就職活動はしたほうがいいですよ。絶対。

院に進むのもいいでしょう。司法もいいでしょう。ニート・・・はちょっとどうかと思いますが。何かを目指すのはいいことです。でも、それでも、就職活動はしたほうがいいです。

なにがって
楽しいです。多くの人に出会えます。
大々的にできるのは限られた年齢の方(新卒)だけです。

そんなチャンスを捉えないでどうします。
前述もしましたが、「自分を成長させる」「視野を広げる」「考えをまとめる」最大の機会です。自分が今掲げているものは、本当に自分が目指しているものなのか。よく考えろと言う人はたくさんいると思いますが、考えるっていったってその程度です。
やっぱり「感じて」「自分の」答えを出してください。
答えは頭の中にあるものではありません。
その感じたものはなによりも素晴らしい答えです。
posted by 奥田圭太 at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

就職活動6〜テクニック編「18切符のススメ」〜

青春18きっぷってご存知ですか?

これ、使い方さえちゃんと理解すれば相当便利です。
ちなみに使い方は「ここ」とか「ここ」をご参照。
そういえば、「ここ」は売買もできて便利です。

就職活動で「大阪〜京都〜東京」の移動が非常に
多かった私はこれをフル活用しました。

具体的にお話しすると、
京都駅を前日20時くらいに出発すれば、東京駅に当日朝には入れます。「ムーンライトながら(通称大垣夜行)」を使えばいくらでも眠れます。東京駅を23時台に出発すれば、京都駅に翌朝帰って来れます。同じく「ムーンライトながら」を使えばゆったり帰れます。
なんと、青春18切符3枚で眠りながら往復できてしまいます。安い!!しかもバスより時間も正確で快適。
ポイントは「東京駅からの帰りは入場券を買うこと」です。そうすることで日付が変わってからの効力発生となり、確か200円台で当日分はすみます。あとは帰るまでに18切符1枚ですみます。行きは2枚、帰りは1枚です。
期間限定のテクニックですが、おススメです。

ついでに思い出したのでもうひとつ。

有料トイレってご存知ですか?

主要駅に設置されていたりします。100円とかで入るすごく綺麗で少し広いトイレです。
就職活動はスーツ慣れしていないのにスーツばかりで疲れます。そこで私は長距離移動中はジーパンにシャツと楽な格好にしていました。そして、有料トイレで着替えるのです。これだけで疲れが全然違います。

就職活動はアイデアでいろいろできます。
何か面白いテクニックがあったら是非教えてください。
いいものはここのブログで紹介します。
ちなみにこれらは就職活動じゃなくても使えますので。
posted by 奥田圭太 at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

就職活動5〜テクニック編「聞くことのススメ」〜

(就職活動中の学生さんから「就職活動」としてまとめて欲しいというお言葉をいただきましたので、カテゴリを分けました。)

さて、HOW TOについて否定してきましたが、あえて「テクニック」という言葉を使って、学生さんの気を惹きつつ、「就職活動の魅力・楽しみ方」「ちょっとした知識」をお伝えできればと思います。

就職活動を始められた方!!

「とにかく聞きまくってください!!!」

近くにいる人、親族、サークル仲間、たまたま出くわした人、同級生、先生、先輩、後輩、バイト仲間・・・きりはございません。誰彼かまわず聞いてください。

そして・・・
「企業にも」「同じ就職活動生にも」
絶対に聞きまくってください!!


企業
就職活動生の特権です。社会人になってからいろいろ聞きたくても会ってもらえるかもわかりません。でも、あなたたちは会えるんです。聞けるんです。これはすごいことです。いろんな仕事、いろんな会社、いろんな人の話が聞けるんです。
何を聞いても基本的には許されます。絶対に納得いくまで聞いてください。
それがきっと納得のいく就職活動をおくること、納得のいく就職先を見つけること、納得のいく相手を見つけること、自分の知識・人間の幅を広げることになります。

周りの人
是非、恥ずかしがらずに聞いてください。知らない人にも話しかけてください。世の中にはいろんな人がいます。就職活動中はたくさんの知らない人と出会えます。スーツ姿で前ボタンを留めていたら・・・たいがいが「お仲間」です。違ってもいいです。いろんな人に話しかけていろんな人の価値観を聞いてください。
それがきっとあなたたちの価値観に刺激を与えてくれます。積極性も伸ばせます。議論してもいいでしょう。きっと自分の考えがまとまってきます。いつの間にか自分の考えをきちんと話せるようになります。

就職活動はあなたの世界を広げる最大のチャンスです。
絶対に楽しいです。
楽しんだ人だけが成長し、楽しんだ人だけが納得します。
そうなったら、就職活動はあなたのものです。
posted by 奥田圭太 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月22日

就職活動4〜決断編〜

クリークアンドリバー社から
「社長面接が福社長面接に代わりました」
という電話がかかってきました。
社長に会えない・・・私はとても落胆しました。裏切られた思いと単なる脱力感からだと思います。その足で私はTさんのところに足を運ぶことになります。

Tさんは当時東京本部におられました。
私の就職活動の中心は東京であったため、結果的には会いやすいところにおられました。当時を思い出すと東京〜京都〜大阪の行き来をどれほどしたことか。完全な詰め込みで体にとてもよろしくないスケジュールでした。その思い出とテクニックはまた別に「テクニック編」として書きます。

押しかけるような形で東京本部を訪問し、私はTさんと同僚のKさんと3人で昼食に出かけました。お気づきの方もおられるかと思いますが、私はこの押しかけの地点で心は決めておりました。ある種の覚悟を示すため、あるいは、自分の決意の根底(理由)を形に残すために押しかけたのです。お二人には重荷だったかもしれません。それでも私は自分の判断基準を形に残したかったのです。

「あなたたちにお会いして、私の道は決まりました」

口には出しませんが、ただそれを形に残したかったのです。
お二人にはそれが伝わっていたと思います。そのことが私にとてつもない安心感を与えました。銀行業には興味がない!だけどこの人たちが楽しんでいるならきっと楽しいだろう!この人らといればきっと楽しいだろう!私の中に「映画」「就職」という言葉は消え、この人たちの「出会い」だけが残ったのです。

その足で私は就職採用ラインに乗っていた全ての会社様にお断りするため各社を訪問しました。メールでお断りするケースが多いようですが、私はやはり直接伝えたかったのです。

こうして私は決断し、無事たった一つの内定をいただきました。
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2005年11月15日

就職活動3〜苦悩編〜

4月に入って就職活動は更に本格化しました。
内々定をもらって就職活動を完了した人間もどんどん現れ始めました。当時はこの時期にメーカーを除いて一流と言われていた企業(言い換えれば中身はともあれ大手上場企業としておきましょう)は採用活動を一気に加速させていたと言えましょう。また、当時は今年のように採用枠を増やすということは全くなく、採用がない一部上場企業も当たり前のようにありました。振り返るにUFJについても当時は歴代2番目くらいの少ない採用数でした。それくらい就職する側から言えば少ない枠を短期間で競う不安との戦いだったと言えるでしょう。

そんな中、私はTさんと運命的な出会いをしたにも関わらず決めかねておりました。

それはなぜか?

就職活動そのものが楽しくなってきた。
自分が選ぶという意識が強くなり、企業の中身がよく見えるようになってきました。そうなってくるとあれこれ新鮮で、就職活動という特権を活かした今しか得られないものだと痛感していたのです。

与えられる企画・課題を考えるのが楽しかった。
マスコミを志された方、志しておられる方はご存知だと思いますが、マスコミに関連する企業の課題はちょっと癖があるというか、変わったものが多いです。映画関連の企業もそうでした。ただのエントリーシートは少ないように思います。またエントリーシート後にも企画や課題を要求されるケースが多いです。それがまた面白かった。いろいろ考えたり、自分で作るのが楽しかったのです。

私が目指す映画関連企業の採用活動は遅めで、まだどこも終焉していなかった。
具体名を出すとクリークアンドリバー社とIMAGICA社だったのですが、最終面接まではまだ先がありました。特にクリークアンドリバー社は社員の方が口をそろえて「あの社長だから入った」とおっしゃるように非常に個性豊かな魅力的な社長で、最終の社長面接でお会いするまでは判断できない状態でした。

そんな企業側の採用活動のタイムラグで学生だった私は頭を悩ませました。

「早く答えを出さなきゃ」

そして悩んだ私はもう一度Tさんに会いに行くことになります。
そのとき、偶然クリークアンドリバー社から連絡がありました。(続く)
posted by 奥田圭太 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月11日

就職活動〜余談編〜

小休止というわけで最近の就職活動に思うことをば。
今日はある企業様の関係で調べものをしておりました。
検索キーワードは「就職 塾」です。(時間のある方は検索してみてください)
まあ出てくるわ出てくるわ・・・。
なんか、今はWEB塾なるものも主流になる可能性を秘めてますね。
WEBだろうがリアルだろうが、私が感じたのはそもそもの問題。
なんすか、講義内容、指導内容、講演内容、これなんすか。
SPI対策、エントリーシートの書き方、うまい志望動機の考え方、面接の仕方・・・

「テクニックじゃん」

どうしてこうもHOW TOに走るんですかね。答えを求めるんですかね。
「就職活動は先先準備をしたものが勝つ」
何言ってんすか。内定取ったもんが勝ちですか。勝ち負けは本人の心の問題。HOW TOで「勝った」人間なんて、社会人になってから「負ける」んですよ。今日は断言しちゃいますよ。

そんなこと言っちゃう「商売人」がいちゃうから
若年層の離職率が上がるんですよ。
若年層が答えばっかり求めて考えないんすよ。
「内定何社取った〜」なんて自慢しちゃううすっぺらい奴が出ちゃうんですよ。

結局、迷惑するのは「企業」「HOW TOで就職しちゃった学生」で、得するのは「商売人」だけなんですよ。で、みんな辞めちゃった〜〜てね。

ちなみに「勝てなかったら(内定取れなかったら)塾代を全額お返しします」なんて間違った保証をつけちゃってる塾もあったりするんですが、就職してからそのやり方に後悔した人をちゃんとフォローしやがれ。

就職活動をされている学生さん、もがいてください。
手を抜くことを覚えた人間はいつまでたっても頑張れません。
自分の力なんてものは身につきません。
塾という空間は大いに結構。
せめて「気づき」のための交流の場に行ってくださいね。
自分で考える場に行ってくださいね。そういう塾もあります。
自分で考える癖をつけてくださいね。
テクニックの真似事じゃ「機械」になっちゃいますよ。
自分を押さえ込む何も考えないものになっちゃいますよ。
もがいた人が、納得を得た人が、自分を見つける人が、人間力を鍛える人が、自分の強みも弱みも認めた人が・・・「人間」なんだ・・・僕は魅力的な人間だと思います。

悩んでいるのは、焦っているのは、不安なのは・・・君だけじゃないよ。
posted by 奥田圭太 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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