2008年05月24日

第4回スプリンクルシアター通し

3つの趣向の異なるお芝居をはしご。通し券という企画に興味を持って思い切って挑戦。かなり疲れました。それでも作風も演出も個性が全く異なる3種に出会えて楽しかったです。新開地という場所も知れましたし。以下、寸評。

(1)ユニット美人「髪結いの女たち」
オープニングの秀逸さから疾走。ど派手な劇画を見ているよう。日常の人間関係や男女関係をとことん誇張しデフォルメし暴走させています。モテ対ブルマ(モテない)からカタルシスまで、簡単なプロットのお芝居なのに思い切り笑えて、豪快な演出に感動できます。

(2)東京デスロック「3人いる!」
一見シンプルな会話劇。脳みそが爆発しそうなくらい読解力と想像力を暴力的なまでに要求します。付いていくのに必死でぐったりと疲れます。苦手な人はここで拒絶でしょうが、最後まで食らいつけば最後に謎解きがすっきり解けたような気持ちの良いオチがつきます。演劇でしかできない構成で新鮮。思わず台本を購入したのですが、読めば余計に脳みそが疲れ果てました。これを芝居に起こせた役者と演出家がすごい・・・。

(3)クリウィルバアニー「贅沢ラム」
ダンスカンパニー。最初から最後まで音楽とダンスのみ。雑踏と暗闇、食と排泄の繰り返し、豪華な祭りのようなパーティと祭りのあとの寂しさのよう。もっと笑いな感じかと思っていたら終始真面目で意外でした。照明が中途半端なのか、闇に目が慣れたのか、暗闇が暗闇になりきらず濃淡の演出がぼやけたのが残念です。ダンスのクオリティは8人のダンサーどの人も高く、その伸びやかさと体力に感動しました。

■公演概要
第4回スプリンクルシアター
会場/神戸アートビレッジセンター(KAVC)
料金/通し5,500円
(1)ユニット美人「髪結いの女たち」
作・演出・出演/黒木陽子
出演/紙本明子 朝平陽子 首藤慎二(ベビー・ピー) 大熊ねこ(遊劇体)
    吉村奈知 小林真由美 中村菜穂 
会場/KAVCシアター
日時/2008年5月24日(土)15:00開演
(2)東京デスロック「3人いる!」
作・演出/多田淳之介
出演/夏目慎也 佐山和泉 岩井秀人(ハイバイ)
会場/KAVCギャラリー
日時/2008年5月24日(土)17:00開演
(3)クリウィルバアニー「贅沢ラム」
振付・出演/菅尾なぎさ
出演/東さくら 阿竹花子 金子あい 佐藤想子 丹野晶子(ロリータ男爵)
     松浦羽伽子 松崎有莉
会場/KAVCホール
日時/2008年5月24日(土)19:00開演


posted by 奥田圭太 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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