昨日は隣の部屋で企画会議が行われていました。大阪オフィスに到着したばかりの私は打ち合わせまで時間があったのでゆったりしていました。そこへ隣の部屋から「奥田も考えて〜な」の声が。
結局、私だけでなく大阪オフィスにいる全員が途上の企画へ前提条件も知らないままに「あ〜だこ〜だ」と勝手なことをぶつけまくります。結果、方向は全く変わってしまいましたが、全員がスッキリする芯ができました。
その後は私も行動主体側になる別の企画打ち合わせです。ここでも3人の人間が事前に考えてきたことも踏まえてぶつかり合います。方向は迷走するようにあっちへこっちへ行きますが、その中で余計なものが削ぎ落とされていって、結局何が大事なのか、結局はどこが決まらなければいけないのか、と芯と枝葉が明確になっていきます。
頭の中で考えていた段階ではどんどん膨らんでいき、あれもこれもで細かいことがたくさん並んでいきます。それはもちろん大切なことではありますが、結局のところが浮かび上がりません。何よりも自分の頭の中なので洗練されません。また自分の知識の範囲なので分からない分野をカバーせずに勝手なものになります。
企画とは頭の中ではなく、他者とのディスカッションにおいて生まれる。
企画とはただのアイデア出しではありません。関係する人たち、その先にある人たち、それらの多くの人々のそれぞれの立場があって、それらが時に融合・反発する中で削ぎ落とされたコアの部分を固めることであり、立場が違う人たちが共有できるものに昇華されていくのです。
一人で考える時間が増えたように感じていた今日この頃だったので、隣に人がいること、いつでもディスカッションできる相手が近くにいることの喜びを感じた日でした。
2008年05月23日
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