2008年02月04日

JOBかCOMPANYか、それとも第三の・・・

就職活動・転職活動で最後の決断をするとき人が拠り所にするものに「Job」という考え方と「Company」という考え方(厳密にはもう一つ「Vocation」という考え方がありますが日本ではあまり一般的ではないようなので省略)があります。

Job:そこで一体どんな仕事をさせてもらえるのか。明確な仕事・業務・作業のイメージができ、その仕事を請け負うために就職する。
Company:どんな会社で仕事をするのか。実際の業務よりも、社風や一緒に働く人、会社の考え方などに共感して就社する。

一般的に理系や専門職を目指す人がまずJobから入り、文系や総合職を目指す人がまずCompanyから入ると言われています。どちらも大切なことなのでバランスと考える人も多いと思いますが、もっと重要なことは、この二つの考え方の拠り所が大きく違うということ、そして最終決断はどちらかに拠り所を求めるということを理解しておくことです。違いを意識せずに混同してしまっていてはいつまでも軸が見つからず、五里霧中の中で混乱したまま結論を出すことになります。そういう結論は拠り所を持たず、入社後の苦労に立ち向かう初心がないことになります。

JobもCompanyも大切です。しかし、入社後どちらかにギャップが生じたときに拠り所がなければたちまち破綻するのです。Jobであれば社内環境は厳しいがやりたいことをさせてもらっている。Companyであれば仕事は大変だが楽しい雰囲気で乗り越えていこうと思っている。という姿勢があればギャップを埋めていくことができるのです。

私は間違いなく新卒で入社した銀行に対しては「Company」だったのです(詳しくは→コチラ)。銀行だからではなく、そこだから入社したのであって、銀行業務への関心は重要ではなかったのです。そのことが私の銀行員生活を豊かなものにしてくれた根底です。

今、あなたが就職活動・転職活動において企業を見る目はどちらですか?

どちらから見るかで就職活動・転職活動のやり方は大きく変わります。そもそも入り口が違うのですから、探していく過程ももちろん変わるでしょう。視野角が大きく違うのです。

仕事は生活の一部です(これまた詳しくは→コチラ)。だからこそ仕事にも生きがいを感じて欲しいと思います。そしてその仕事に生きがいを第一義的にもたらすものはJobという考え方の支えやCompanyという考え方の支えであったりするのです。
posted by 奥田圭太 at 16:10| Comment(2) | TrackBack(0) | コラム:就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ゲマインシャフトか/ゲゼルシャフトか(テンニース)、はたまた、タスクか/ミッションか、自己実現のためか/生活の糧のため労働力を資本家に売り渡しているか(マルクス)、労働か/遊びか(ホイジンガ)、切り口は多様であるけれど、ようは「仕事観」の問題だとおもいます。

 仕事観は、社会人になって悩む問題ではなく、すでに高校のころには意識(無意識でもよいが直面はしている)しているもので、なぜなら、高校受験や大学受験というイベントに対する自覚が求められるからです。これなしには、一歩前にすすむことは難しいのに、この国の教育や、私も含めてダメ親が、子供たちの壁となって、仕事観や生きている意味・実感を感じさせてあげる、直面するように追い込んであげられていないこと、そこを痛感します。

 のこりの人生は、自分の子供たちに対する「追い込み」から始まって、まずは、可能性のあるところ、からベビーステップを歩むつもり。

 そろそろ、キャリア開発セミナーの趣意書もできあがるので、相談します。
 互いに多忙だが、あそぶときにはあそぼう。
Posted by みのだ うえる at 2008年02月05日 23:30
>みのだうえるさん
お子様への意識がかなり高まっておられますね。
自分なりの切り口をみんなが持てるようになれば語られることもなくなるのでしょうね。
さて、キャリア開発セミナー、がっつりやりましょう。
Posted by けいた at 2008年02月08日 19:20
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