2008年01月25日

曽我部恵一ランデヴーバンド

約3時間。第1部曽我部恵一単独弾き語りライブ、第2部曽我部恵一ランデブーバンドライブ、アンコールはその両方。長時間の中でアーティストの心境の変化を感じるものでした。音楽以上にそこに意識が行き続けるライブでした。

心境の変化というのは二つの意味で、一つは10年前の作品と今の作品を比べるという作品から感じる時系列と心境の変化、もう一つはその日曽我部恵一という一人の人間が抱えていたであろう心境の変化です。どちらも推測ですのであしからず。

第1部 曽我部恵一単独弾き語りライブ
10年前のアルバム「サニーデーサービス」より全曲。1曲目からうまく声が出ず、ギターのチューニングもおかしいようでした。鼻声のように感じたのでおそらく風邪かなにかの体調不良だったのでしょう。それに呼応するようにギターの調子も悪かったのか、しきりにギターのチューニングを気にする素振りが目立ちます。中盤、やっとギターに音が戻りますが、やはり体調は悪いのか、高音が出ず、この人はこんな声だったかなと思うほどでした。終盤、頭で思い巡らしていた自分への苛立ちを吹っ切れたのか、魂の叫びのように歌う曽我部さんがそこにいました。ものすごく心に響いてよかったです。それは気持ちが吹っ切れたのか、10年前の何かを思い出したのか、清清しさと熱い気持ちが乗っていました。

第2部曽我部恵一ランデブーバンドライブ
しっとりとした大人の時間というか、それぞれの楽器の身体に優しいコラボレーション。眠いと言ったら眠い、心地よいと言ったら心地よい。ここでも曽我部さんの体調がいいようには思えませんでしたが、吹っ切れたからか音楽に合っているからなのか、そこには気楽に流れる声がありました。

全てが推測です。ですが、曽我部恵一という人が味わえたということは断言できるライブでした。

■公演内容
曽我部恵一ランデヴーバンド「ランデヴーコンサート」
出演/曽我部恵一 伊賀航 加藤雄一郎 長久保寛之 横山裕章 木暮晋也
会場/大阪厚生年金会館芸術ホール
日時/2008年1月25日(金)18:30開演
料金/3,500円
posted by 奥田圭太 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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