2007年05月22日

グレゴリー・コルベール 『ashes and snow』

五感で言うならば触覚を芯の芯から刺激される作品群、というよりは創造空間。

人間・動物・自然・・・つながりというものが写真、映像で提示されるのですが、個人的に感じたのは「触覚」です。基本は視覚で味わうところから始まるものなのでしょうが、それ以上に「触る」というものを感じました。特に「皮膚」です。人間の皮膚、動物(象・猿・鳥・・・)の皮膚、植物との皮膚・・・、その手触り、ザラザラ感を触っていなくても手に汗にじみながら感じることができます。その触り心地はかなりのエロスです。風、土、光、水・・・それらが降り注いできます。それは細かな粒子で体にまとわりつきます。

いいものというものは触りたくなります。絵画でも写真でも。特にこの作品群は写真を壁紙のようなものにプリントされていて立体感や質感があり、本当に触りたくなりました。最後にあるネパールの紙漉きをベースにした生地も魅力的です。

最初から最後まで何かに触れていたくなる空間。風が特設の会場を揺らすとき、観に来ている人が歩いている足音が響くとき、そこは異空間になります。

■展示概要
グレゴリー・コルベール 『ashes and snow』
会場/ノマディック美術館 東京 お台場
日時/2007年3月11日〜2007年6月24日
http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/425.html
http://www.ashesandsnow.org/jp/index.php
posted by 奥田圭太 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。