先日現場入りしていて屋根裏に御幣(ごへい)を発見しました。

築:昭和7年11月23日
施主:木崎安之助
大工:川嶋佐兵衛
内部解体をしたからこそ目にすることができたものです。そして、それを目にした者はそこに何か魂のような何かわからないけれども圧倒される気を受け取るのです。その重みを感じ、その何かについてしばし考えます。そして、答えは出ないものの責任感を持って「大切に使います」と思うのです。
これから工事は佳境に入り、元の姿にどこまで戻せるかチャレンジは続きます。
一つ一つ丁寧に。これから先また80年後まで。
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