2008年07月18日

紹介リスクの話

紹介リスクというものがあります。不用意に紹介をして、紹介した先でトラブルがあった場合、紹介した者も責任を負わなければならないということです。

昨日Bとランチをしていてその話になり、今日も別の方とその話になったので記しておこうと思います。

京都には「一見さんお断り」という言葉があります。「紹介がないと利用できない」という賛否両論ある制度ですが、そこはさておき。この制度は「紹介者が保証をする」というのがその本質です。粗相や不払いは紹介者が責任を負うのです。これによって紹介者は紹介にふさわしい人を紹介することとなり、お店側は常連さんに、しきたりや事情をよく知らない人が入れずお店本来の雰囲気が乱れたり迷惑をかけたりしないことを保証し、手厚くもてなす姿勢を表明しているのです。

紹介される人は紹介者を信用しているから紹介を受け入れるのです。「この人は信用できる人だから変な人は紹介しないだろう」と。だから変な人が紹介されたときはその変な人だけでなく、紹介者にも「どうしてこんな変な人を紹介したんだ?責任を取ってくれ!」となるでしょう。

紹介をする、というのはそういうことなのです。安直に「紹介して」と言う人がいますが、それは紹介者にリスクを負わせているという認識が必要です。自分が紹介されるにふさわしくなることはもちろんのこと、紹介されたからには紹介してくれた人の分も紹介先にきっちりと礼節もって接することです。

紹介というのは「紹介者の保証」です。だから関係の構築も一見よりも容易なのです。そこには紹介者の信用があるのです。それを安易に自分の信用だと勘違いしてはいけません。紹介者の信用をお借りしたのだからこそ、いつも以上にきっちりと信用を積み上げていかねばならないのです。
posted by 奥田圭太 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:言葉津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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