2013年09月30日

京町家物件概要

まずは今回復元する京町家の物件概要を記しておきます。

物件所在地:京都市下京区新町通仏光寺下る岩戸山町424
敷地面積:469.77u
建物1階:234.54u
建物2階:198.70u

京都市内中心地「四条烏丸」から西に2本・南に2本に位置する「新町仏光寺」を南に下がったすぐ。市営地下鉄四条駅、阪急京都線烏丸駅、各種バスの四条烏丸駅からも徒歩で5分程度。オフィス街でもあり、昔の呉服屋界隈でもあり、観光ホテルが多数ある場所でもあります。

建物の詳細はわかりませんが、昭和初期(6〜8年頃)に建てられたものと推定され、ご多聞に漏れず呉服屋が営まれていたようです。入り口付近は呉服の展示や売買が行われ、中腹より奥は従業員さんたちが住まわれていたのか住居としても活用されていたようです。反物は高価だったでしょうから、京町家にはそぐわない金属系の強固な金網が入り口付近を守っています。土間であったであろう場所も展示販売用に板間にされているようでもあります。そこかしこに反物をしまっていたであろう棚も散見されます。
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写真は復元前のものです。祇園祭の時に撮影したので御覧のように目の前に岩戸山という山鉾が聳え立ちます。岩戸山保存会の住所になっているような場所です。

今回はこれをさらに京町家として復元いたします。金属系のものも取っ払い、土間に戻すものは戻し、外からも中からも生活を感じていただけるものにします。リノベーションではありますが、「本来の姿に戻す」が基本コンセプトです。構造はそのままにしてライフラインは刷新しますが、手に触れられる場所などはできるだけ今のままを残して感じていただけるものにします。

昔から残る知識と知恵、職人の技、これらの象徴として京町家を復元し、継承×イノベーションの第一歩としたいのです。
posted by 奥田圭太 at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | The terminal KYOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

再開します

いきなりですが、Blogを再開します。

一番の理由は、時系列で残しておきたい事柄ができたことです。些細な理由は、およそ9か月のTablet生活から卒業しノートPC生活に本日戻りましたのでキーボード入力で文字数を打つことが苦ではなくなったからです。

現在、京町家の復元を試みています。京都市のど真ん中で大型物件を復元しようと昨年末からあれこれ試行錯誤し、いよいよ来春公開に向けて本格的に動き出しました。そこでどんな事業を行うかはまたの機会として、この物件とどんな思いで出会い、どんな姿を目指して、そしてどんな過程を経て出来上がっていくのか。これは様々なものの継承の意味も込めて、残せるものは記録として残すべきと考えました。実際に静止画の撮影はもちろん、工期中は職方さんたちの思いも含めて動画の撮影も敢行しております。ここではBlogという形でその過程をお伝えしていければと考えています。

さて、時系列で残したいことは明日から本格的に投稿していきますが、まずは最近のドタバタを時系列に。

台風18号が猛威を振るった京都ですが、その日16日、私は東京への移動でした。嫌な予感がしたので前日終電でと考えたりもしたのですが結局翌日朝にしてしまい、まさにあの渦中に巻き込まれました。朝6時過ぎに京都駅に着きましたが新幹線は運休状態。7時過ぎに動き出したのですが、米原までちんたらちんたら進みつつ止まりつつ、米原で再び運転見合わせ1時間、続いて岐阜羽島でも運転見合わせ1時間、名古屋に着いたら静岡止まりに変更。静岡で在来線に乗り換え・・・、キリがないのですが、最後は東京の通勤ラッシュのようなこだまで片足立ちのまま夕方5時に東京到着。東京に行った理由は歌舞伎の観賞だったのですが、到着遅れで昼の部は丸ごと観られないところでしたが、中村屋さんの神対応で翌日昼の部に振り替えていただきました。お外は気持ちいいくらいに晴れていました。

翌日から仕事も終えて、20日金曜には件の京町家が本格内部解体を開始。町にも挨拶をして回り、いよいよ本番です。

22日には毎年恒例の梅小路公園で京都音楽博覧会。奥田民生さんにただただ感動し、英気を養いました。その後は現場に入ったり、3時まで飲んだりしてで今に至ります。

久々なのでただの日記です。明日からはきちんと京町家をレポートしてまいります。
posted by 奥田圭太 at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ページのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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