2008年06月10日

時間の幻想

長い思考、長い議論、長い会議、長い確認・・・長いという言葉には長時間をかけるという意味が含まれています。そしてその「かける」は「かけるべくしてかかった」のか「(結果として)かかってしまった」のか「かかっただけ(浪費)」なのか。

時間が長くかかるというものには物理的なものと心情的なものがあります。物理的なものは避けようがないとしても心情的なものは省くことが可能です。

心情的なものを省くことができるのは決断や判断という意思です。しかし、その意思が働かず、もしくは放棄することで物事は長引くことがよくあります。あるいは意思が逆に働くことでむしろ長引かせようという動きもあります。それは長い時間をかけたものはいいものだという「幻想」です。

考えれば考えるほどいいアイデアが出る、話し合えば話し合うほど納得しあえる、わかりあえる、というのは幻想です。どれだけ考えても、どれだけ話し合っても最後には何かを選ぶことになります。そこには意思が必要であり、何かを選ぶということは何かを捨てることです。

つまりは長い時間を意思なく闇雲にかけることは拡散していくことであり、どんどん焦点がぼけていくこと、選択肢が増えるだけ増えて余計に決断が下せなくなるだけなのです。責任や諸々全ての所在をぼかしあやふやにするだけなのです。長い時間を尊重する幻想は、意思や責任の先送り、逃避・放棄であり、それを正当化する言い訳に過ぎません。

大切なことは、ある一定の段階で踏ん切りをつけ、意思を持って決断し、その選択を責任を持って実行するということです。
posted by 奥田圭太 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:言葉津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「中国・四川大地震子ども被災者支援チャリティーコンサート」

西日本華人芸術家協会主催、京都地区中国人留学生聯誼会の共催で中国・四川大地震子供被災者支援チャリティーコンサートを計画致しました。遠い中国奥地での震災で、直接ボランティアに行くこともかないませんので、できるだけのことをさせていただきたいと思います。


「中国・四川大地震子ども被災者支援チャリティーコンサート」

日時:2008年6月21日(土)18:00開場 18:30開演
出演
中国琵琶 葉衛陽
二胡   張連生
楊琴   沈兵
歌唱   周江平 程万紫
ゲスト
中国琵琶 さくら(小学4年生)
ハーモニカ 岡直弥(中学2年生)
ピアノ伴奏 松本恵理 富田裕三子
司会 シャオチェン
場所:京都教育文化センター
入場券:2,000円
※コンサートの収益は中華人民共和国駐大阪総領事館を通じて中国四川震災地へ届けます。

posted by 奥田圭太 at 05:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 四方山話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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