2008年05月22日

人身事故は生身の人間の話です

先日、東京出張の際に山手線で乗っていた電車が急停車しました。多くの乗員が「おっとっとっ」となっていました。駅に停車する体勢に入ったところだったのでその程度で済んだのですが、加速中であればもっと大変だったと思います。

原因は東京駅での人身事故でした。実はあと1本か2本ずれていれば私が乗っていたに違いない電車でした。

乗り合わせた人たちの反応は私の想像とは違い「またか」と言ったものでした。前日に一緒に飲んでいた東京在住の人も「人身事故と聞いてももはや人間が想像できない。あまりにありすぎて麻痺してしまった」とおっしゃっていましが、その光景を目の当たりにしました。事務的に放送を聴き、自分の目的地に行く方法を再検索しているようでした。

確かに東京では人身事故はニュースになるようなことでもなく、日常茶飯事になっているようです。関西でもJRの一部路線などはよくあるような印象があります。

ですが、そこには間違いなく「ヒト」がいます。生身の人間がそこにいます。1本違えば・・・、それが生身だとわかったのかもしれません。

リアリティ、現実感、想像力。テレビをどれだけ見ようとも、どれだけそれが多くあったとしても、インターネットがどれだけ発達しようとも、忘れたくはない感覚です。バーチャルリアリティは、リアリティがあってこそ存在するのです。


posted by 奥田圭太 at 09:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 四方山話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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