2008年05月15日

京都ビジネスモデル交流会

京都の若者、ベンチャー企業、起業を志す学生さん向けの交流会のお知らせです。

京都商工会議所は平成20年度京都市地域プラットフォーム事業の一環として「京都ビジネスモデル交流会」を開催いたします。

この交流会を器として提供することで、起業家マインドの高揚、ベンチャー創出、経営革新をさらに大きく、さらに促進したいと思っております。

第1回は、国際的に活躍され、大きな視点をお持ちの先輩事業家であるグロービス・グループ堀代表から、京都の若者、ベンチャー企業、起業を志す学生達への期待や激励のお言葉をいただき、起業マインドを高揚していただきます。多数のご参加お待ちしております。

■日時  2008年6月12日(木)14:00−15:30
■会場  京都ホテルオークラ 4階「暁雲の間」
■テーマ 「創造に挑み、変革を導く」
     −ベンチャー成功の5つの秘訣−
■講師  グロービス・グループ代表  堀 義人 様
http://www.globis.co.jp/
■講師プロフィール
   1962年生まれ。京都大学工学部卒、米国ハーバード大学
   経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事株式会社にて
   新規事業開発などを経た後、1992年株式会社グロービス
   設立、代表取締役に就任。1999年エイパックス・グロー
   ビス・パートナーズ(AGP)(現:グロービス・キャピタ
   ル・パートナーズ(GCP))設立、現在、代表パートナー。
   若手起業家が集まる「YEO(Young Entrepreneurs' Organi
   zation)」の日本初代会長、YEOアジアの初代代表。現在、
   経済同友会幹事、日本プライベート・エクイティ協会理事、
   世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders
   日本代表、ハーバード経営大学院アルムナイ・ボードメン
   バー、国際大学理事を歴任中。
   著書:「人生の座標軸」(講談社)、「吾人(ごじん)の
      任務」(東洋経済新報社)、「ケースで学ぶ起業戦略」
     (日経BP社)、「ベンチャー経営革命」(日経BP社)
   共著:「MBAマネジメントブック」(ダイヤモンド社)、
      「成功するキャリアデザイン」(日本経済新聞社)
■定員  200名
■参加費 無 料
■対象  創業間もない方、創業を志す方、経営革新に取り組
     む企業経営者及び支援機関・支援者等
■お申し込み先:
http://www.kyo.or.jp/kyoto/cgi-bin/frame.cgi?/kyoto/cgi-bin/whatsnew.cgi?action=record&primary_key=999
■本件お問合せ先:
     京都商工会議所 知恵ビジネス推進室
     担当:林 hayashi-k@kyo.or.jp


posted by 奥田圭太 at 21:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 四方山話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたが欲しい

世の中には「ヘッドハンティング」という言葉があります。辞書によると「優秀な人財を引き抜く」といったようなことが書いてあると思うのですが、ここで指す「優秀」とは何なのでしょうか。

ここには3つのパターンがあると考えています。

まず本来の意味である(1)極めて実力がありどうしてもその人財を手に入れたい、というものです。ですがそんな人間は誰もが必要とするはずであり、あるいは自力で何かを成し遂げるはずであり、極めて手に入れることが困難です。これが主流であればヘッドハンティングマーケットは極めて小さなマーケットであり、極めて困難なマーケットだと言えます。

そこで一般的なのが(2)費用対効果でその人財にメリットを感じる、というものです。これはいわゆる転職市場の基本です。教育費用を考えれば中途人財にメリットを感じ、基本知識が身についている同業他社の人間や特定分野の経験者を優遇する。採用費用を一定設けることができないので接点のある人間に声をかけて低コストでの確実な採用を優先する。ここでは、(1)のようにその人間を個として評価しているのではなく、集合体として一定の評価を与え天秤にかけていることになります。あなたが欲しいのではなく、あなたのような人たちが欲しいのです。

そして、される側は認めたがらないのですが、実は一番効果的かつ多いものとして考えられるのが(3)その人財が保有するマーケットを手に入れたい、というものです。あなたが欲しいのではなく、あなたのお客さんが欲しいのです。

ある企業の方から「君が今仲良くしているお客さんを回れば、2000万円くらいの年収はいけるよ」とヘッドハンティングされたことがあります。それは誠に真を得ていると思います。企業にとって顧客の開拓は最も重要かつ困難なものです。それを企業で自分の担当先として有していた人間、もっと簡単に言うと営業経験がある人間はある程度の顧客との面識・名刺リストなどを有しています。それは営業活動の基礎中の基礎になるものであり、そのつながりとリストを新規で作るとなれば相当に時間とコストを要します。ですが、その人間がいればその時間とコストを一気に省略できてしまうのです。

個の実力というのは計り知ることが難しいものです。ですが、その有するマーケットははっきりと計算することができます。その確実に手に入るものを評価するのも当然です。それが手に入れたいマーケットならばなおのことです。

「あなたが欲しい」とは非常に奥が深い言葉です。そこには決して偽りはないのですが、そこではあなたの何が欲しいのかは語られません。

ヘッドハンティングを受けて自分の実力があると勘違いする人も少なくありませんが、自分の何を見られているのかをもう一度見直す必要があります。(2)(3)の場合も自分の実力で手に入れたものだと反論する人も少なくないでしょうが、その多くは自分の実力ではなく自分が所属するところのおかげであることを見失ってはいけません。

「あなたが欲しい」という言葉は人の心を惑わします。そんなときこそ一歩引いて自分の実力を見つめなおすときです。
posted by 奥田圭太 at 02:57| Comment(2) | TrackBack(0) | コラム:言葉津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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