2008年01月27日

起業する人しない人1〜序章・ある少年の物語〜

社会人になってから、起業をしたい人や転職をしたい人にお会いする機会がよくあります。経歴のせいなのか、起業をしたい人や転職をしたい人の相談を受けることも少なくありません。

ですが、そのほとんどの人は、結果的に起業も転職もしていません。最近では少しお話を聞くだけでその人が本当に事に移すかがなんとなくわかるようになりました。実際に事を起こす人と起こさない人には決定的に違いがあるのです。いつまで続くか、どのようなところに辿り着くかはわかりませんが、そのことについてしばらく考察していきたいと思います。

先日、ある大学4年生が私のところに来ました。就職先を紹介して欲しいと言うのです。彼が就職先を紹介して欲しい理由は「留学するための資金稼ぎ」だと言うのです。彼の目標は「あるスポーツコーチになるための海外留学」だったのです。

私はこのとき「彼は今のままでは留学もできなければ、もちろんコーチになんてなれない」と確信しました。そして彼が事を起こさない人と事を起こす人の境界線を越えられるかを助言したのです。そして彼の決断を待つべく態度を保留して待つことにしました。

彼は今、寝る間を惜しんでアルバイトに励んでいます。そのスポーツともコーチへの道とも関係なく、ひたすら汗水を流して働いています。

私はそのことを聞き「彼は間違いなく海外留学を実現できる」と確信しました。彼は境界線を越えることを選択したのです。

ここに全てが凝縮されているように思います。事実、彼は卒業とともにあるスポーツのコーチになる勉強のため海外へ旅立つことが決定しています。

座談会を増やそう

最近は座談会を増やそうとしています。

ここで言う座談会とは有識者会議とかそういうものではなく、ただの飲み会になってしまうような遊びでもなく、特定の目的を持ってそれに関係する人が集まって知識と知恵を出し合う会です。
そして、増やすというのは、回数を増やして研究会のようにしていくということではなく、特定のテーマがたくさんあるので1度きりの会をたくさんしようということです。

今日もその一つでした。

今日は私からの投げかけであり依頼でもあったので、まず私の考えとその結果できあがるであろう成果物を提示して、よりそれを使う人の立場に近い人たち(あるいは実際その成果物が良ければ実際に使うであろうユーザー)に集まっていただいて、必要な機能・不要な機能、更にはどういう位置づけにすれば便利になるかであったり、どういうところから入れば使うきっかけになるかをディスカッションしたりアドバイスしてもらったりしました。

世代も違えば住んでいる世界も違う人たち、そして間違いなく自分よりも現場に近い人たちの意見は非常に参考になります。おかげさまで主幹は変わらず確信に至り、枝葉については修正・追加で輪郭もよりはっきりとしてきました。

私はいつもこういうとき思います。単純に感謝するのは簡単、だからこそそこに留まらず、こちらからも何らかの影響を与えたい。と。

今日お集まりいただいた人たちは初対面の方ばかりでした。完全に私の依頼に応える形で丸テーブルを囲んだ座談会に参加してもらいました。非常にありがたい話ですし、実際に大変役に立ちました。今回の目的だけでは私一人が感謝する立場です。だからこそ、そこに何らかの広がりを見せて、彼らにとっても何か有意義な座談会になっていればと強く思うのです。

今日はそこまで行けたかはわかりません。話しはあっちへ行ったりこっちへ行ったりもしました(させました)。そこに何かを見出してくれていればと思います。そして、今回をきっかけに生み出されるであろう成果物が彼らの役に立つことを心から祈り、役に立たせようと決意するのです。
posted by 奥田圭太 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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