2008年01月15日

残るということについて考えてみる

企業様の中に入ってマネージャクラスの方々と一緒になって事業を再生したり強化したり、イチから立ち上げさせていただくことがよくあります。そんな企業様で「あるもの」を発見してとても嬉しくなりました。

それはその企業様の中でやっていたときに私が使っていたエクセルファイルです。このファイルの中に納められているシートというのは、定型のものが私の手元にあり、企業様の中に入ってやることが決まった案件の時にはその企業様企業様(業種・人数・案件意図・文化)に合わせてカスタマイズして使用するものです。それが私が抜けた後もその社員たちの文化として生き続けていたのです。

そのシートは、育成すべき人財(クライアント先社員)たちに思考回路を身につけていただくための簡単なツールであり、同時に私(そのときの管理者)がその人財たちをマネジメントするための簡単なツールです。それを彼らは自分を育成するためのツールとして、また、自分が部下たちをマネジメントするためのツールとして使ってくれていたのです。

さらにもっと嬉しかったのが、それがそのままではなく「カスタマイズ」されて使われていたことです。いいからただそのまま使うということではなく、私と一緒にやってきた社員たちが、更にいいものにしようと工夫をしてくれていたのです。私にはその姿勢が何よりも喜ばしいことでした。

私が勧めたものを彼らがいいものだと「実感」して使い続けてくれる嬉しさ、それを更に工夫していいものにしようとする彼らの姿勢に今度は私が彼らの成長を「実感」する喜び・・・。たった一つのファイルの継承でとても幸せな気分になれました。
posted by 奥田圭太 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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