2007年09月01日

Piper結成10周年公演「ひーはー」

Piper結成10周年記念公演。パイパーらしさとはこれだというメンバーの思いを提示した作品。ファンにとってはとても嬉しく楽しい作品。

出来としては普通です。もっと言えば「スプーキーハウス(SPOOKY HOUSE)の焼き直しです。新鮮さはどこにもなく、どちらかといえばファンのためのような、吉本新喜劇のような、「お約束」の連続です。これまでのパイパー公演を見ていれば何倍も楽しめるように仕込まれています。最初から最後まで、カーテンコールまでファンサービス満点です。

とはいえ、初めての人にも十分楽しめます。ワンシチュエーションに多くの登場人物が入り組んで複雑に出入りすることでコメディを紡ぎあげています。つなぎめを利用して笑いを仕込み、後半へのスピードアップで興奮を高めます。中身は全くありませんが、単純明快なコメディで楽しめます。

個人的には竹下さん(Sal)の合流で踊りが楽しくなったのが今回も活きています。リーダーとしての川下さん、ホンを書ける後藤大王、音楽ができる山内さん、踊りができる竹下さん、身体表現の腹筋さん。そして全員が役者であり、演出もできる。見事にバラバラな個性が一つとして完成しました。これがパイパーなのだと思います。

今回の作品は新鮮味もなくいまいち。それでもパイパーのことはよくわかる公演です。

■公演概要
Piper結成10周年公演「ひーはー」
作・演出/後藤ひろひと
出演/Piper(川下大洋 後藤ひろひと 山内圭哉 竹下宏太郎 腹筋善之助)
    楠見薫 平田敦子 水野美紀 片桐仁(ラーメンズ)
会場/シアター・ドラマシティ
日時/2007年9月1日(土)17:00開演
料金/6,800円
posted by 奥田圭太 at 22:56| Comment(6) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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