2007年07月08日

ビジネスでやってないので・・・

先日突然の訪問者が第一声に発した言葉です。それを聞いた瞬間に拒絶を感じ、この人とは関係性を何も築けないなと寂しい気分になりました。

「ビジネスでやっていないので、何かあったら○○に直接言ってください。」

これは私が○○さんの依頼でこの人にモノを預けた際に返却の方法をお伝えしたときに返ってきた言葉です。

ここで「ビジネスでやる」というのはどういう意味かと推察するに、おそらく「お金をもらってやる」ということなのでしょう。お金をもらっていない自分には何もする気はないので何も言わないでください、という拒絶と放棄です。関わってきておいて拒絶と放棄です。

そもそも「お金をもらう」というのをなんだと考えておられたのでしょうか。あえて「ビジネス」という言葉を使えば、ビジネスとはお金をもらってやるのではなく、ビジネスとして仕事を成したからお金をもらえるのです。お金をもらったから、ではなく、やったからお金がもらえるのです。お金は必ずあとです。提供したものの対価がお金なのですから。

もっと問題視しなければいけないのはこのビジネスではなく、そもそもの「責任」というものです。少なくとも関わりを発生させたのです。関わりが発生したのですから、その関わりにおいて責任を持つのが社会人です。ビジネスの問題ではなく、社会人としての問題です。相手の立場に立つ、自分の行為に責任を持つ、ただそれだけです。彼はそれを拒絶・放棄したのです。

私もこの人が関わった行為に対して同様にお金はもらっていません。この人の言葉で言うならば「ビジネスでやっていない」のです。ですが、私はそのことを言っているのではなく、少なくともいい歳の大人が社会人として関わりを持ったのですから、その範囲においてしっかりと責任を持ってほしいのです。物を預かったら返却する、そこに責任を持つ。ただそれだけのことです。いい大人なのですから、ガキの使いじゃないのですから。たとえそれが誰かと誰かの間に立ったとはいえ、自分の行為に責任を持って欲しいものです。


posted by 奥田圭太 at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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