建物としてもとても面白く、ぶらぶら散歩するだけでも気分が少し晴れてきます。国立新美術館開館記念「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産Claude Monet:L'art de Monet et sa postérité」で多くの人出で賑わっていました。「若冲展」と同様に入場までに待ち時間があり、会場内も混雑して観難そうでした。といっても私が行った目的はモネではありません。
「建築とファッションの対比と融合」をテーマにした「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」です。
HP http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/skin_and_bones/index.html
このホームページのみどころ・概要・構成のところを見るだけでもかなり楽しめるのですが、実際の立体物を見ると「AMAZING」と声を漏らしていた外国人の心境がよくわかります。
私はテス・ギバーソンさんの考えがその全ての原点のように感じました。私も子供の頃、座布団やダンボールそれこそ服やなんやらで部屋で秘密基地(小さな部屋内部屋)を作っていました。その発想が全ての原点です。そこにこの題にもなっているスキン(素材類)やボーンズ(骨組み・構造)の進化があってどんどん融合していったのだと思います。
ファッションが幾何学をどんどん取り入れて表現を広げ、建築が流線形や重なるボリューム感をどんどん取り入れて表現を広げていく。その過程を流れるように展示してくれています。
机がスカートになったり、椅子が鞄になったり、Yシャツをたたんで立体物を作ったり、カーテンウォールで家を作ったり、カーボンファイバー素材の布で建築を手がけたり・・・。昔話題になったA-POC製法があったり。人間というものを包むそのシェルターとしての美しさと組み合わせの面白さが満載でした。
■展覧会概要
「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」
Skin + Bones: Parallel Practices in Fashion and Architecture
http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/skin_and_bones/index.html
主催/国立新美術館 ロサンゼルス現代美術館(MOCA)
建築家/坂茂 プレストン・スコット・コーエン ディラー・スコフィディオ+レンフロ ニール・M・ディナーリ・アーキテクツ ウィンカ・ドゥベルダム/アーキ・テクトニクス アイゼンマン・アーキテクツ フォーリン・オフィス・アーキテクツ(FOA) フューチャー・システムズ フランク・ゲーリー ヘルツォーク&ド・ムーロン 伊東豊雄 ジャコブ+マックファーレン グレッグ・リン・フォーム ミラーリェス+タグリアブエ(EMBTアルキテクテス) エレナ・マンフェルディーニ ノイトリング・リーダイク・アーキテクテン アトリエ ジャン・ヌーヴェル オフィスdA オフィス・フォー・メトロポリタン・アーキテクチャー(OMA)/レム・コールハース 妹島和世+西沢立衛/SANAA テスタ&ワイザー ベルナール・チュミ
ウィルキンソン・エア・アーキテクツ J・ミジン・ユン 吉岡徳仁
ファッションデザイナー/フセイン・チャラヤン コム・デ・ギャルソン アルベール・エルバス(ランバン) テス・ギバーソン 菱沼良樹 マルタン・マルジェラ アレキサンダー・マックイーン 三宅一生 ナルシソ・ロドリゲス ラルフ・ルッチ ナンニ・ストラーダ
ヨーリー・テン オリヴィエ・ティスケンス(ロシャス) イザベル・トレド ドリス・ヴァン・ノッテン ヴィクター&ロルフ ジュンヤ・ワタナベ ヴィヴィアン・ウエストウッド 山本耀司
会場/国立新美術館
日時/2007年6月6日(水)〜8月13日(月)






