2007年05月03日

「ごめんなさい」「わかりません」

今日はある企業の若手社員さんと喫茶店でゆっくりとお話をしていました。

彼はこの4月に社会人2年目になったのですが、彼が入社したてのときに何度か研修のような形で話を聞かせたことがあります。そんな彼から営業の仕方についての相談を受けたのです。ある人との出逢いで衝撃を受け、イチから学びたいと思って私に頭を下げてきたのです。

話は少し飛びまして、今年は別のある会社の内定者研修をしたのですが、その研修後数週間してその参加者とディスカッションをしてその成長振りに驚きました。成長の基盤は「素直さ」「謙虚さ」にあるとしみじみと思わせてくれた出来事でした。

話を戻しまして、今日の彼はその成長の基盤に近づこうという姿勢の表れだと感じました。

実際のところ、今日、彼に話した内容はほとんど彼が入社したてのときに話した内容と同じです。違いは彼自身に「聞く耳」があるかだけです。今日の彼は実体験の衝撃もあったおかげで私の言葉の意味に対して理解も納得もできたことでしょう。

営業の関する話を別にすると彼に伝えたことは「自分の弱さを正直に出せることが強くなる方法だ」ということだけです。「ごめんなさい」や「わかりません」「教えてください」が素直に言えることが大切だということだけです。

自分の弱さを表に出すというのは勇気が入ることです。「わかりません」と言うのは格好の悪いことですし、恥ずかしいことでしょう。ですが、そこでわかったふりをしていてはわからないままに歳を経てしまいます。それこそ本当に分からないと恥ずかしい年齢になってしまいます。わからないことを認めればわかることができるのです。その積み重ねが成長です。

彼は今日、私に頭を下げたわけです。少なくとも与えられた研修ではなく、自分で頭を下げて取り組んだものです。その姿勢で成長のきっかけはすでに手に入れています。あとはそれを継続して行動に移せるかです。格好悪くてもいい、恥ずかしくてもいい、その姿勢は必ず輝くのですから。
posted by 奥田圭太 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。