2007年03月13日

継続の指す力

継続は力なり。このことを痛感する機会は数え切れないくらいあります。いつも感じているとも言えます。そして、継続とは大きな力になるが故にその分難しいものであります。

(1)困難を継続するのは苦痛である
(2)新鮮さを維持するのはさらに困難である

(1)はたとえば筋力トレーニングを思い浮かべてください。継続が力になるには「あと一歩」が大切です。しかしそれは困難との闘いです。直接的には苦痛です。その困難を継続するのは苦痛の連続であり、人間の本能的に避けるものです。

(2)は楽しいことを継続する場合によくあるケースです。始めるときは楽しいが先行します。しかし、初めの楽しいは新鮮という楽しいを含んでいます。これは徐々に薄れるものであり、新たな楽しみを見つけないと続きません。

こういった困難を乗り越えたからこそ継続は大きな力となると言われているのかもしれません。この困難を乗り越えれば大きな力がつくということを誰もが確信して始められる行いです。つまりは頑張れば頑張っただけ返って来るというものです。

ですが、継続は力なりという言葉の意味はもっと敷居の低いものであるように思います。

継続するものは困難でも楽しいことでもある必要はないと思うのです。極論を言うならば「ただ続ける」ということです。本人が当たり前に続けていたことが実は「本人の意図しないうちに」力となっていた、文化となっていたということがあるのです。

小さなことかもしれないが「ただ続ける」ということ、それが蓄積に蓄積を重ね、その人の力となり、その人の個性となっていく。継続にはそれだけ根底を築き上げる力があります。


posted by 奥田圭太 at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム:言葉津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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