2006年09月09日

松竹大歌舞伎「十八代目中村勘三郎襲名披露」

中村勘三郎さんの襲名披露公演地方巡行です。Bの奥様が歌舞伎を観たいとおっしゃっていたのでB夫妻と行って来ました。

『口上』はいつもより長め。人数が少ないこともあってか、ご当地ネタもふんだんということもあってか、皆様よくお話くださいました。どちらかというと笑い要素の多い口上。次回ニューヨーク公演の情報も発表されたりと新情報も満載。おまけには芝のぶさんが神戸東灘区出身ということで急遽ご登場されたり。それにしても芝のぶさんを重用する勘三郎さんには強い思いを感じます。世襲が主流の歌舞伎にあって一般から20年かけて精進を重ね今のところまで来られた芝のぶさん、これからの歌舞伎の裾野拡大の象徴に思えます。一般からでも頑張れば役が付く、それを勘三郎さんは見せてくれます。

『義経千本桜(木の実・小金吾討死)』は、権太(勘三郎)もそうだが、やはり小金吾が華。勘太郎さんの負傷で弟七之助さんが代役。七之助さんの小金吾は美しいという表現がふさわしいが、権太とのやりとりの口惜しさから生まれる笑いは控えめ。子供っぽすぎるのかもしれないし、一方でムキになる姿が足りない。勘太郎さんで観たかった、というのが正直なところです。討死の立ち回りは七之助さんならではの美しさが活きていました。勘太郎さんでもまた別物だったとは思いますが、七之助さんのそれも十分すぎる主役でした。

『義経千本桜(すし屋)』では、扇雀さんと七之助さんがイキイキ!ちょっとダメ男(今回は惟盛)を演じたら扇雀さんのおかしさが活きる。ご病気とは思えない豊かさでした。七之助さんも滑稽な娘(今回はお里)を演じさせると型にはまらず無限の可能性を感じます。なんせ楽しそうでした。
後半は権太こと勘三郎さんの一人舞台。表情だけで笑わし、泣かし・・・。花道が一番よく見える席で観られたこともあって、全てを生で感じました。

全体を通して中村勘三郎さんの出番は少ないめながら、表情で表現という喜びを味わわせてくださいました。ちょっとだけ書くと中村鶴松君の将来もわくわくです。既にお客さんの心を掴んでいるのはもちろんですが、歩き方を観ていると本当のよく練習しているんだろうな、と思わせる力を感じます。楽しみです。

おまけ
中村勘太郎さんは11月に向けて決死のリハビリ中。現在は動けるようになったものの正座は出来ないそうです。
茂山逸平さんは海外に行かれる予定だそうな。ヨーロッパだそうな。


■公演概要
松竹大歌舞伎 十八代目中村勘三郎襲名披露
『口上』『義経千本桜(木の実・小金吾討死・すし屋)』
出演/中村勘三郎(勘九郎改め) 板東弥十郎 中村七之助 板東新悟 
    片岡亀蔵 片岡市蔵 中村扇雀 中村芝のぶ 中村鶴松
会場/神戸文化ホール
日時/2006年9月9日(土)16時半開演
料金/特等席 6,500円

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不満の書き忘れ(9/10)
posted by 奥田圭太 at 23:58| Comment(4) | TrackBack(1) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

今更8月8日はフジテレビの日

8月8日はフジテレビの日だそうです。結構私には意味のある日であったりします。そんな日にスーツを初めて作りました。

私が対等に仕事をしている数少ない年下であるI氏が、京都でいつもオーダースーツを作っている服屋さん、仕立て屋さんがあるのです。そこに連れて行かれました。連れて行ってくれました。そこで初めて自分の寸法を測ってもらい、完全に一から作っていただいたのです。

何度も書いていますが、私は服が選べない(→コチラ)ので、スーツといえば、今までは京都高島屋のTAKEO KIKUCHIで店員さんに選んでもらったものをそのまま購入していました。オーダースーツなどはそれこそ選ばないといけないことが多そうで考えもしていませんでした。

そこで登場したのがI氏です。彼は最近回りの人間をどんどん紹介していっているようです。そんな8月8日。I氏も一緒に来てくれました、いや、彼は自分の出来上がったスーツを取りにいくところでした。

私はI氏にとても感謝をしています。それは、その日、全て彼が選んでくれたからです。先日出来上がったスーツを取りに行き、昨日ゆっくり見直したのですが、自分で選んだものはほとんどなく、思い起こしてもこんなんだったかな、というレベルです。それくらい完璧に他人に委ねた状態だったのです。とはいえ、生地からボタンからステッチまで素材も加工の仕方も様々です。選べないにしてもなかなか不思議な体験で面白かったです。

そして、昨日、初めてのお客様にはということでネクタイもプレゼントで頂いたのですが・・・それも店員さんに選んでいただきました。

また作ろうかと思っています。誰かを選び係として連れて行って。
posted by 奥田圭太 at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

携帯電話の普及たるや

携帯電話のもたらしたものは「24時間365日」だと思います。

バリュークリエイトというより私は、24時間365日受け入れ態勢で仕事をしているつもりです。一方で原則週1回は休むという決まりを作っています。休みは必要なものであるという確信からです。そこで登場するのが携帯電話です。携帯電話はいつでも繋がることができます。(オフィス用で持ち帰り禁止等を除きます。)ということはそういう心構えではなくても24時間365日受け入れ態勢にならざるを得ないのです。

というわけでいつ携帯電話が鳴ってもおかしくないのです。

とはいえ、一般の会社勤めの方の場合、土日は仕事のお電話などそうはかかってこないと思います。相手さんもお休みである場合が圧倒的に多いからです。

ですが、これがオーナー社長になってくると変わってきます。あの方たちは本当に平日土日関係なく働いておられます。社長同士のやりとりとなってくると完全に24時間365日です。相手さんも24時間365日受け入れ態勢である場合が多いからです。

先日行った社員旅行の際も、社長の携帯電話はよく鳴っていました。旅行気分を味わえているのかこっちが心配になったくらいです。かく言う私の携帯電話も何故かいつもよりもよく鳴りました。社長の携帯電話に「お休み」はない、としみじみ思いました。

私はバリュークリエイトとして不定休で仕事をしています。週に1度はお休みとさせていただいていますが、何曜日かはバラバラです。そういう意味では相手さん(この場合はバリュークリエイトのお客様)は私のお休みをご存じないわけですから、自ずと24時間365日受け入れ態勢です。

あまり出ないという苦情も出たりするくらいですが、いつでもお電話どうぞ(笑)ちなみにバリュークリエイトではBの携帯電話が一番鳴るな〜と私は思っています。
posted by 奥田圭太 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

だから寝ないとダメなんですって!

ここ二日間を振り返るとほとんど寝ていません。
私は徹夜ができない(→コチラ)のですが、徹夜もしてしまいました。
これは忙しい自慢では全然なくて、楽しくて興奮して眠れなかったという子供のような話です。

3日(日)の夜は、友人と1時過ぎまで飲んでいたのですが、あまりにその日一日が幸せで楽しかっただけでなく、新たな可能性がふたつくらい出てきて興奮してしまいました。帰宅してもそのまま一睡もできずに翌日仕事を始めていたわけです。幸いにして深夜は、五輪出場のかかった女子ソフトボールだのオシム初アウェーサッカー日本代表だのバスケットボール世界選手権決勝だのと興奮状態にはぴったりのスポーツ番組が満載で楽しく過ごせました。

4日(月)の夜は、かなり眠たかったのですが、19時過ぎあたりから2社に渡ってかなり重要な会議2連発でした。そして、私のスイッチが入ったのが23時。そうです、ちょっとしたきっかけで脳が沸騰(→コチラ)しはじめたのです。それはある社員さんの思い切った戦略出しからでした。当たり前のことのようで私にはとても新鮮だったのです。いや、それが新鮮だったというよりは、それがきっかけで全てのものが転がり、一気に全てのものが繋がり始める音が頭の中で聞こえたのです。そっからは1時までホワイトボードまで使い出して一気に整理です。これまた興奮してなかなか寝付けませんでした。

そんなわけで(笑)今日はよく眠るとします。
明日も朝は早いので早く寝て、しっかり睡眠時間を確保しましょう。
やっぱり寝ないといけないですよ!
posted by 奥田圭太 at 01:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

職業病の悲しきおかしさ

職業病といえば、あまりいい印象で使われる言葉ではありません。最近では病気・疾患ではなくても、ちょっとした癖・習慣にも使われるようになりました。いずれにしてもそんなにいい印象で使われる言葉ではありません。

ですが、私はこの職業病を持った人が結構好きだったりします。その視点が、その職業ではない私にとっては新鮮で、時には笑えたり、時には感心させられたりするからです。

昨日、かつては服飾系の専門学校に通い、今はデザインだとか縫製だとかそんな仕事についている友人と久しぶりに遊びました。どちらかというと私の趣味に付き合ってもらった感じですが、まあ、楽しめたようだからいいのです。で、話は戻りまして・・・彼女、その友人は完全に職業病だったのです。

ちょっとお茶をするために入ったお店が服屋さんとCAFEがセットになっているところでした。座席がいっぱいで待っている間は店内をぶらついて服とかを見ることができるのです。服が選べない私(→コチラ)ですが、彼女は服が大好きだろうと思い込んでいた私は店内を、当然女性モノを観て回ることを選びます。ところが、彼女、その友人は完全に職業病だったのです。

彼女の職業病は極めてシンプルです。
「服の価値=手間」なのです。

もちろんデザインや生地も大切なのですが、彼女の目線は必ず縫製の難しさ、制作の手間に行くのです。「こんなんすぐに作れるのに高い。」とか「うわっ、これが回ってきたら大変。こういうのってあんまりたくさん作らなかったりするのよねえ。」とか「これかわった縫製。どこがどうなってるんだろ。」とか。服を選んでいるのか、勉強をしに来ているのか。それでも私にはとても勉強になります。単純にコストという考え方からも勉強になります。

人は反応する基準がいろいろあります。それが露骨に表れるものの一つが職業病(癖・習慣)だと思います。私は自分と違うそれを持った人と出会ったとき、ちょっと得した気分になるのです。新しい視点、面白い視点を手に入れる格好のチャンスです。一時期生地屋さんと仲良くしていて、友人に連れられて服を見に行ったりすると必ず手触りに凝っていた私ですが、今後しばらくはそれに加えて縫製をチェックしてしまいそうです。そういうことがちょっと楽しかったりします。
posted by 奥田圭太 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

ミュージカル「ピッピ」

かなり偏った観方になっているので、できるだけ遠い視点のものを。

開演前に奈良美智さんの絵と写真を観ていました。子供の瞳というものはあらゆるものに包まれていないことを痛感させられました。バイアスもかかっていなければ、一方でオブラートに包むこともできない。奥深く純粋で残酷。だからこそ子供向けの舞台も大変でしょう。人気や今までの実績ではなく、本当の意味の完成が求められるでしょう。「子供のためのシェイクスピアカンパニー」が大人たちからも評価が高いのもそのためだろうと思います。

そういうことを考えていると、この「ピッピ」は最初の10分が空回りしていました。ですが、気づいたら子供たちが声をかけだしたり、笑い始める声が聞こえてきました。巻き込みが開始したのでしょう。後半はその流れを待っていたように歌が続きます。子供の真似する姿も見受けられます。カーテンコールで思わず前に駆け出した子供が見れただけで私は良かったと思えました。私の中でもその衝動は大切なもののように思います。

子供向けだからとか、製作費が安いだとか、様々なバイアスで私たちは映画や舞台を避けてしまうことがよくあります。「観てから言えよ!」です。あなどるなかれ。楽しいものはやはりいくつになっても楽しい。

役者さんで一人特筆するならば、大浦みずきさんです。上手最前列で観たため、ほとんどの声が右のスピーカーから聴こえてきましたが、この方だけが直で声が聴こえました。声量が違うのでしょう。元宝塚トップだけあって、追っかけらしきおばさま方が多かったのも驚きましたが、それよりも宝塚のポテンシャルの高さに感動しました。

■公演内容
ミュージカル「ピッピ(PIPPI)」
原作/アストリッド・リンドグレーン
演出/宮田慶子
出演/篠原ともえ 大浦みずき 大谷亮介 団時朗
    大島蓉子 大沢健 園山晴子 前田綾 田島ゆみか
会場/シアター・ドラマシティ
日時/2006年9月3日(日) 18:00開演
料金/大人 6,500円
posted by 奥田圭太 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・舞台・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

そして誰もいなくなった

昨日は前職の上司(次長)に呼び出していただいて、京都で二人で飲みました。

この次長というのはあの(→コチラ)上司です。私にとって社会人1年目を一緒に過ごしていただいた人たちの中で、お店に残る最後の人でした。その方が約1ヶ月前に転勤したとお客様からお聞きしたのです。

すぐに電話。
「次長、なんか僕に言い忘れてることありませんか?(笑)」

つれないじゃないですか〜、という話のやり取りの中で、転勤後落ち着いたら飲みに行きましょうとなっていたのです。そんな次長が・・・いえ、昇進された部長が大阪からわざわざ懐かしの京都まで業務終了後に来て下さったのです。

いやあ、小躍りです。電話がかかってきたときは小躍りしました。本当に嬉しかったです。嬉しさのあまり元気ありすぎでお会いしてしまいました。テンション高すぎです。

私の心配をしていただいたり、安心していただいたり、一緒に組織のことを考えたり・・・やっぱり縁のことを深く感謝しあったり。短いめの飲み時間でしたが懐かしい中で新しい関係が作れたと思います。
posted by 奥田圭太 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

バリュークリエイト第2期

ついに会社設立1年が経ちました。

昨日は月末経理処理・決算末ということもあって、事務処理で大半の時間を費やしました。なんとなくバタバタしてしまった一日でした。あまり1年が経ったという実感は湧きませんでしたが、全くの未知の世界から1年が経ったと振り返ると充実感と満足感があります。

いよいよ、本日より第2期がスタートです。

今期は「組織化」を自身のテーマとして掲げ、せっかく法人にしたのだから「会社にする」ということを意識して活動していきたいと思います。個人事業主の延長線上から脱却し、事業や組織というものをひとつしっかりと見据えていきたいと思います。もちろん前期と同じように縛られず、面白いと思うことにはどんどん自分を広げていきたいと思います。決して小さくまとまらず、裏切らず、自分の成長と会社の将来をリンクさせていきたいと思います。

具体的な会社としてのビジョンや明確な目標は、明後日のバリュークリエイトリアル会議で決まってくると思います。きっと増資計画や株式成りの計画といった実務的なことから、人員計画・事業化する様々な試みや確信といった流動的かつ目標となるものが出てくると思います。

まだまだ小さく生まれた会社ですが、しっかり大きく育てていきたいと思います。決して規模ではなく、器として。
posted by 奥田圭太 at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 会社の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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